此処3日間かけっ放しのラジオは国会を中継しています。私は読書をしながら聞き流しています。国会は先ず黙祷に始まりました。今年は黙祷続きです。議場でズット寝通ししの先生もおいでのようですが。
10月は八百万の神様は出雲に集まるそうです。
出雲で神様たちは何をしているのでしょうか?
八百万の神様が国連総会のようにして鳩首相談をしているようです。
議長は大国主命です。
大国主命は少彦名(スクナヒコナ」に質問します。
「少彦名よお前さん今回の噴火はは少しやり過ぎではないか。紅葉の山を楽しみにしていた善男善女が50人近く亡くなってしまった。何をそんなに怒っているのだ?」
少彦名は答弁します。
「昨今下界では山を削ってコンクリートで固めて宅地に変えて来ている。山は私自身であります。削って田圃にするのは良いと思ってきたのだが、コンクリートはいけません。土石流を起こして何度も警告してきたんですが、最近の政治(まつりごと)を見ていると国土堅牢かと言ってはをコンクリートで固めようとしている。コンクリートは水を通さないし、命も育たない。この国は人間だけのものじゃないのだから、私は思い知らせてやろうと御岳山を噴火させたんです。・・・・」
10月は全国の神々が出雲に集まって協議をするので神無月と言います神々が合議する「和を重んじる」のが日本の特長です。
大国主命は天照大神に伺いました。
政治(まつりりごと)は天照大神にお任せしたんだが昨今の政治をどのように見ておいでかな?」
天照大神は答えます。
「私の子孫の仁徳の頃は政治の要点が良く守られていました。何しろ仁徳は自宅(皇居)が朽ちても再建しないで「民の竃を心配して減税していたほどでしたが昨今の政治は民の生活を犠牲にしても増税させ、官舎を建て直したり企業支援を厚くしているんですから・・・・。私も怒っているんです。!」
昨年は伊勢神宮の遷宮が営まれました。伊勢神宮は日本の最高神であり天皇家の神天照大神をお祭りしています。
大国主命は言います。
「でも天照大神よ今年はお前の処は昨年新居も建て直して貰ったし、我が子孫とお宅の子孫の結婚も決まったのだから機嫌よくしたら如何かな?それに今の内閣は女性を大切にしそうではないか!」
天照大神は怒りを押えかねた様に言いました。
藤沢の皇大神宮際の山車に祀られた仁徳天皇像「民の竈を懸念して見渡している姿。です。日本の聖人像の原型です。
子供は男神女神の共同作業の成果ですが日本の歴史も男神の時代と女神の時代が交互して進んできました。
「そこが癪に障るんですよ、「女性が社会進出しやすいように…何かと言えば言って居るんですが、その本音は女性に働かせて、女性から税金を取ろうと言うのが本音でしょう。我が家訓は女性が太陽のように輝くように喜ぶように政治をするようにしたものですが、今の政治は経済が最優先で、経済の拡大の施策として女性を働かせようとするものでしょう。女性の喜びを増大させようとするもんじゃない。政治のピントがずれて居るので怒っているのですよ。
消費税増税で一番苦しむのは家計の財布を守っている女性ですし。円高で最も苦しんでいるのも女性でしょう、そして平和憲法を大切だと思っているのも女性でしょう。私達女性の気持ちを逆手にとって政治を進めるのが不愉快なんですよ!」
天照大神のお怒りは如何ともなしがたいようです。神様の大半は女性ですし、リーダーの天照大神がお怒りになるとその他の神々も不平不満を漏らし始めて、会議は収拾できそうもありません。
議長のの大国主命は年長者の貫録で紛糾している議場の収拾を図りました。
「今までも下界は我らの期待に反して政治をしたことが再三であった。その時々に警告してきたが人間は謙虚で聞き耳を持っていた。でも、何時の時代も「命が一番大切である事がしんじつであった。我ら神ももそうだが下界も命こそが大切である筈だ。我々は怒る事があっても、命は守ってやろうではないか、軽々に命を奪う事が無いようにいたしましょう。
今までもこの国は男の神が中心の時代と女の神が中死因の時代が交互して、上手に営まれてきました高度成長時代は攻めろ攻めろと言って男の時代でしたが、これから暫くは守りや心の平和を大切にする女の時代が続く事でしょう。女神の方々の出番です。」
いずれにしても命が継続しない事には始まりません。男神諸君も女神が美しく輝き子供を産んでくれることは悦びです。。このことは下界も同じはず。それでは例年通り新嘗祭の件に議題を移しましょう。一番の議題は食品の安全と食品の種の保存の問題です。
口火は鯨や鰻で騒がしい綿津見(わたつみ)の神こと伊邪那美(イザナミ)さんに切って戴きましょう。
次いで今年の稲作の神事日程を議論していただきます。
伊邪那美は待ちかねたように言い出します。
「地方創成と耳に良い事ばかりを言っていますが。今年の買取米価はどうしてかように低いのですか。農協の倉庫に余剰米が在庫しているのが現認のようですが、米価を決めているのは農協では無くて国でしょう。これでは農家は米作を放棄してしまって国は荒れてしまいます。地方が廃れてきたのは農協の責任では無くて、国の責任です。今の政治は農業を農協から取り上げて企業に任せる様なものです。政治は民の為にあるもので企業の為経済成長のためにあるものではありません。」
それに牛肉の価格です。牛肉は中国に買い占められて日本人は食べられなくなってしまいそうです。そんな気の毒な民の姿は見たくありません。
伊勢神宮の建物は先史時代の倉庫のような形です。種籾を倉庫に積んでおいて神が元気に芽をだし育ってくれる事を祈願したものでしょう。新嘗祭は今年の豊作を感謝し翌年の豊作を祈るものでした。
神田で御田植神事が挙行されます。出雲では八百万の神々が集まり、一年の収穫と翌年の計画を協議したものと思われます。先史時代の人々もそうして稲作に励んでいたことでしょう。
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