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これから、シベリアに行くの(黄色い脚の鴫)

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カイツブリ親子の仕草を見詰めていると、時間の経つのを忘れてしまいます。(昨日報告)
私の頭上「ピューイピュイ」と澄んだ鳴き声が通って行きます。
『何かな?』
見れば、4羽のカモメ程の水鳥が遊水池の中に降り立ちました。
場所は遊水池の堤防寄りです。
今年の初め、ミズキンバイの生育地として用意され苗場です。
イメージ 1
       (水鳥のステージ?ミズキンバイの苗場)
 
中々、スマートな水鳥です。
鳴き声は、いかにも「千鳥」です。
でも、ふた周りくらい大きいし、カゴメに比べれば嘴も長いし、脚もスラットしています。
鴫のようです。
他のバードウォッチャーに尋ねます。
「あの、都鳥みたいなのは何ですか?」
「知らない!」
矢張り、カイツブリの子育ての方が興味があるようです。
イメージ 2
 
その水鳥は、長い嘴で水中をチョンチョン突っついています。
どうも小魚やおたまじゃくしを追っているようです。
苗場の淵は板で囲ってあります。
その淵まで追い込んで、捕食しているようです。
二羽、三羽、四羽、仲間が集まって来ます。
そして、同じ要領で、小魚を板囲いの淵に追い込んで、捕食しています。
イメージ 3
 
抜き足、差し足、しながら魚に近づきます。
黄色い脚が鮮やかです。
イメージ 4
帰宅して調べました。
名前は「黄脚鴫/きあししぎ」、千鳥目、鴫科の水鳥だそうです。
夏にシベリア東部で繁殖し、冬には南(台湾など)に渡るそうです。
日本はその途中に寄るだけ・・・。
南風に乗っても、シベリアは遥か遠くです。
シベリアの夏は束の間です。
その間に子育てして、皆で北風に乗って南に渡るのは、本当に大変でしょう。
ここ、金井遊水池ならば一年中食べる事に事欠かないようにも思うのですが・・・・。
此処で抱卵、子育てしたら・・・叔父さんがウォッチング出来ますのに・・・。
実に、ご苦労さん・・・です。
イメージ 5
 
サッと四羽とも飛び立ちました。
何かと見詰めれば、「バン」が苗場にやってきました。
真っ赤な鶏冠、真っ黒でずんぐりした体、少し不気味な格好です。
此方も苗場でお食事です。
水草の芽を食べているようです。
コッチは草食ですから俊敏さに欠けるようです。
イメージ 6
(ずんぐりした「番/ばん」)
ミズキンバイの苗場は次々に野鳥がやってきます。
野鳥のデモ場のようです。
 
もう数日したら黄脚鴫も姿を消してしまう事でしょう。
イメージ 7
(白鷺の足許に咲き出したのがミズキンバイ/水金梅。柏尾川はこの水草の北限と言われており、保護に努めている。苗場もそのための物)
 
 
 
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